歌手/俳優
法務省 特別矯正監(永久委嘱)
厚生労働省 健康行政特別参与
警察庁 特別防犯対策監(永久委嘱)
昭和19年(1944)8月14日、兵庫県神戸市に生まれる。
昭和40年(1965)コロムビアレコードより歌手デビュー。
昭和42年(1967)NHK「文五捕物絵図」の主演で脚光を浴びる。
2024年に芸能活動60年目、福祉活動65年を迎える。
■福祉関係
芸能界デビュー数年前より刑務所慰問を始めて以来、国内の様々な施設を慰問。また、外務省より日本・ベトナム特別大使、ベトナム社会主義共和国からもベトナム・日本特別大使の委嘱を受け(現在は辞職)、両国の友好関係促進に寄与。現在、ベトナムには220人の里子がいる。ユネスコ親善大使兼識字特使を務めた経験をいかし「アジア国際子ども映画祭」を毎年開催するなど国内外で献身的な福祉活動を続けている。
ベトナム社会主義共和国の国家主席チュアン・ドック・ルオン氏より友誼勲章(外国人に贈る最高位の勲章)を受章。国内では長年の功績が認められ、平成20年には芸能人としては初の緑綬褒章を受章。過去には紺綬褒章(80年、84年、96年)も受章するなどその他数多くの大臣表彰を受賞している。ハノイ市名誉市民、ホノルル名誉郡市長でもある。
■ 文化関係
長年に亘り、国内外で文化交流・文化発信活動を行っている。平成21年に紫綬褒章を受章。数々のチャリティコンサートを続け、平成25年2月には外務省より「日・ASEAN特別大使」を委嘱される。同年11月には日本とASEAN友好協力40周年を記念した音楽祭を開催。草の根レベルの慈善活動から始り、長年にわたり海外との文化交流や日本の文化振興に多大に貢献してきたことが称され、内閣総理大臣より感謝状を贈呈される。さらに平成28年度文化功労者に選出される。
また、2017年3月の天皇皇后両陛下の訪越に同行。公式晩餐会の席上で、杉が長年支援するグェン・ディエン・チエウ盲学校の生徒と音楽プロデューサー小室哲哉氏とのコラボ演奏を企画・プロデュースし、感動の渦の中、大成功を収めた。2017年11月には、「日・ASEAN特別大使」を再委嘱され、2018年10月に、日ASEAN友好協力45周年記念事業である「第2回日・ASEAN音楽祭」を開催。
■現在
歌手で俳優のほか、
法務省特別矯正監として受刑者への講和のみならず、刑務所の在り方・矯正教育・刑務官の職場改善にも尽力。
また、厚生労働省健康行政特別参与として「知って、肝炎プロジェクト」による肝炎や健康に関する啓蒙活動、国民に肝炎検査受診を促す活動を行っている。
さらに、警察庁特別防犯対策監として、特殊詐欺に対する啓発ならびに啓蒙活動を積極的に行う。現場の警察官との意見交換会も頻繁に実施し、幹部との会議を重ねながら働く環境等の内部的な内容に関しての職務にも注力している。
令和元年には法務省より、令和2年には厚生労働省より、顕彰される。
講演/トークショー
なぜここまで杉氏を動かすのか。そこには幼いころから母に言われてきた「人には親切、慈悲、情け」という言葉の教えがあるようです。杉が定義する福祉の心得三原則「ボランティアは一方通行」「寄付するのはお金でも時間でも理解する心でもよい」「人のためは自分のため」などから福祉活動から得た経験や学びをお話しします。